日ロ外相会談、岸田外相は北方領土問題の前進に意欲示すも、ラブロフ外相は「第二次世界大戦の結果に基づく」―米メディア

Record China    2016年4月16日(土) 10時50分

拡大

15日、AP通信によると、岸田文雄外相は同日、ロシアのラブロフ外相と東京で会談し、来月で調整している安倍晋三首相の訪ロの後に両国の高官による平和条約締結の交渉を始めることで合意した。資料写真。

2016年4月15日、AP通信によると、岸田文雄外相は同日、ロシアのラブロフ外相と東京で会談し、来月で調整している安倍晋三首相の訪ロの後に両国の高官による平和条約締結の交渉を始めることで合意した。

岸田外相とラブロフ外相は、平和条約締結の交渉について来月の安倍首相の訪ロ後に、両国の高官による交渉をできる限り早い時期に始めることで合意した。会談後の共同記者会見で、岸田首相は北方領土問題の前進に意欲を示した。一方、ラブロフ外相は、ロシアは日本との領土問題について対話を継続する用意があると述べたが、北方領土の帰属は第二次世界大戦の結果に基づくというロシアの立場は変わらないと語った。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「ロシアは、日本が第二次世界大戦で米国に降伏した後に奪った北方領土を日本に返すべきだ」「北方領土が日本に返還されることはない」「日本は米国に隷属している状態だから、米国がロシアを敵とみなしている限り、日本がロシアと正常な外交関係を持つことはできない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携