Record China 2007年12月4日(火) 16時3分
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中国での英語学習熱は高まっているが、このたび発表された英語能力判定試験の世界ランキングでは、中国は下から2位という結果となった。写真は英語学校。
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2007年12月3日、IELTS(英語を母語としない外国人の英語能力判定テスト)海外研究センターが発表した世界平均点ランキングで中国が下から2位だったと「武漢晨刊」が伝えた。
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IELTS海外研究センターの賈若寒(ジア・ローハン)氏によると、2006年の世界の平均点は6.06点だったが、中国では5.53点で、世界ランキングの下から二番目で、最下位はアラブ首長国連邦で、日本、韓国の平均点はそれぞれ5.7点、5.8点だった。最も成績がよかったのはドイツで7.12点、インドがこれに次いだ。
2003年から06年までの中国の受験者の平均点は5.31点、5.51点、5.59点、5.53点と、年々得点を上げている。一方で、06年の試験を例にリスニング、スピーキング、リーディング、ライティング各分野の平均得点見てみると、それぞれ5.47点、5.39点、5.80点、5.23点。中国人受験者が最も得意とするのがリーディングで、リスニング、ライティング、スピーキングの順で得点が低くなる。しかし、ライティングとスピーキングは実践的な英語の運用能力を測定するものであるため、多くの学生は英語の試験はできても英語を運用できない、ということになる。
賈氏は、「英語新聞を読める力、多くのボキャブラリーを身につけたのならば、友人や教師らと実際に会話を行うことで運用能力を高め、弱点を克服できるはずだ」と会話能力を重視した英語学習を勧めた。(翻訳・編集/小坂)
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