Record China 2007年11月29日(木) 20時4分
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上海市の教育関係諸団体が行った調査によると、インターネットなどを含め、情報を得る手段が多彩になりつつある現在だが、新聞もまだまだ学生たちの有力な情報源のようだ。
インターネット媒体全盛の現代、情報源として新聞は片隅に追いやられた感がある。しかし、上海市内の5大学を対象にこのほど行われた調査によると、4分の1以上の大学生が毎日、新聞を読むことが明らかとなった。2007年11月28日、「新民晩報」が伝えた。
市内の教育関係諸団体が実施した調査によると、24%が「毎日」新聞を読み、他に39%が「3日に1度」、16%が「週に一度」読むと答えた。「読まない」「1か月に一度」の答えはなく、「時間があるときに読む」学生が21%いた。インターネットの高速化が進む中、場所や時間を選ばずに読める新聞はいまだ学生の生活の一部として生き延びているようだ。
記事についての答えでは、10.49%の学生が「すべての記事に目を通す」ことも判明し、「政治欄を読む」学生も21.68%と大きな比重を占めた。しかし、最も目立つのはスポーツ欄と娯楽欄への興味で、それぞれ32.88%、18.88%と半分以上。これに「すべて読む」と答えた学生を加えると6割以上となる。逆に新聞小説や社説、評論やその他の紙面には興味が薄いようだ。それぞれ9.09%、4.19%、2.79%が「読む」と答えた。
新聞の入手については、「無料」が33.67%で、比率が最も高かった。一方、「自分で買う」学生は27.56%で、この二つが主な入手方法であるようだ。(翻訳・編集/小坂)
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