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11月25日より訪中日程を開始したフランスのサルコジ大統領。同氏の外国訪問は日程の短さで知られる。ところが今回は通例に反し3日間も中国に滞在したが、それに見合った大きな成果を挙げたようだ。写真は清華大で公演する同氏。
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2007年11月25日より訪中日程を開始したフランスのサルコジ大統領。同氏の外国訪問は日程の短さで知られる。例えばロシア訪問の際にも朝到着し、夜には引き上げるという“せっかち”ぶりだ。ところが今回は通例に反し3日間も中国に滞在したが、それに見合った大きな成果を挙げたようだ。
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両国は経済・貿易分野の協力拡大で合意、目覚ましい成果を挙げた。中国はエアバス160機の導入を決めたほか、フランス・アレバ社の原子炉2基の購入も決定するなど、契約額は200億ユーロ(約3兆2160億円)を超えるものとなった。
経済分野以外でも、地球温暖化問題など幅広い問題を協議した。サルコジ大統領は「台湾の国連加盟を問う住民投票に反対する」と発言、「一つの中国」を支持する姿勢を示した。(翻訳・編集/KT)
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