Record China 2007年11月24日(土) 22時41分
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11月21日付の報道によると、中国の経済成長による外国人の渡航増に伴い、違法滞在者の摘発も急増している実態がわかった。アフリカ、東南アジア、西アジアなどの出身者が多いという。写真は北京空港の監視システム。
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2007年11月21日、北京晨報が伝えたところによると、北京市出入境検査総局は外国からの違法滞在者摘発の実態を発表した。それによると、10月1日以来、2か月弱の間に50件もの違法滞在事件を摘発、72人を逮捕した。この数は史上最高で、アフリカ、東南アジア、西アジアなどの出身者が大部分を占めるという。
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中国の高度経済成長で、「チャンスをつかもう」と就労のため中国渡航を希望する外国人は増加する一方。そのため海外の中国公館は今や大人気で、満員状態の国もあるという。あまりの混み具合に一部の国ではビザ取得代理費用が急騰、正規料金の20倍の値をつける業者まで現れた。さらに、偽造パスポート、偽造ビザを使って入国しようとする者も後が絶えない。
こうした実態が違法滞在の温床になっていると見られ、中国当局は経済成長の副産物として頭を痛めている。(翻訳・編集/KT)
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