<シリーズ・中国6大古都を巡る5>陝西省西安市

Record China    2007年11月24日(土) 1時11分

拡大

華やかなりし隋、唐の都であった西安は歴代の首都の中でも最も長い歴史を誇り、中華民族の源とも言える場所である。歴史上、数多くのドラマが生まれた悠久の古都最大の見所はやはり兵馬俑だろう。

(1 / 12 枚)

華やかなりし隋、唐の都であった西安。合わせて13の王朝の都が置かれ、中国の歴代首都の中で最も長い歴史を誇る、古都中の古都。中華民族の源とも言えよう。近現代になっても1898年の義和団事件、1936年の西安事件と、数ある歴史的事件の舞台となった。

その他の写真

西安は現在でも四方を城壁に囲まれ、悠然としたたたずまいを見せる。中心部にある有名な鐘楼から4本のメインストリートが整然と延びる街並みを歩けば、数々の歴史的名勝に出会うことができる。その中で最も有名なのは、市の北東にある世界文化遺産の秦始皇陵(始皇帝陵墓)と、その周辺に広がる兵馬俑、華清池だろう。兵馬俑には陶俑、陶馬が8000近く、青銅兵器が数万件埋蔵されており、世界八大奇跡とも称されている。華清池は、唐代の玄宗皇帝と楊貴妃が愛をはぐくんだ離宮である。

そのほかにも大雁塔、大明宮、張学良公館、八路軍西安弁事処記念館、清真大寺など、西安には歴史のロマンを想起させる名跡が数多く残っている。また、3000年以上の歴史が育んだ、伝統ある料理の数々も魅力のひとつ。200種類あまりの餃子が並ぶ「餃子宴」や、西安に多く住む回族のエキゾチックな民族料理もぜひ楽しみたい。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携