Record China 2007年11月22日(木) 13時13分
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21日、年末が近づくにつれ、消費者の増加などから広州市では深刻な「つり銭不足」に。そこで出現したのがヤミ商売「小銭両替人」。商店などを相手に“高額”の手数料を取って小額紙幣や硬貨に両替し、1か月に1万元(約16万円)以上も稼ぐという。
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2007年11月21日、広東省広州市の「新快報」と同サイト「金羊網」は、最近市中の商店が深刻なつり銭不足に陥っており、これに乗じてヤミ商売「小銭両替人」が出現していると報じた。
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年末が近づくにつれ、消費者の増加などから広州市では深刻な「つり銭不足」に陥っている。レストランや一般商店、スーパーマーケットや露店、地下鉄駅でもおつりの小銭が不足しており、どの場所でも「つり銭がありません。小銭をご用意ください」の張り紙がある。あるスーパーでは、つり銭の代わりにアメやティッシュなどを客に渡しているという。
そこで出現したのがヤミ商売「小銭両替人」。彼らは小額紙幣や硬貨を大量に集め、商店などつり銭が必要な場所に高額の手数料をとって届けるのだ。現在の手数料相場は2%、100元(約1600円)の小銭が手数料込みで102元になるという。
この商売は1か月に最低でも1万元(約16万円)以上稼ぐといわれており、手数料は同業者による暗黙の了解で同一金額になっている。その中でもやり手の1人に取材したところ、彼は銀行などにコネがあり、小銭集めには困らないと豪語。コネ作りに毎年30万元(約480万円)を賄賂に使うと自慢げに話していた。(翻訳・編集/本郷智子)
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