＜北京五輪＞動物病院が生物テロ対策、開催期間中の安全を保障―北京市

2007年11月18日、北京青年報の報道によると、北京市内の27軒の動物病院・実験室の責任者が、「五輪反生物テロ承諾書」に署名し、来年の北京五輪期間中の安全を誓った。

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「五輪反生物テロ承諾書」とは、その名のとおり五輪開催期間中の生物テロ対策として、動物を扱う病院や実験室向けに作成された。「承諾書」では、こうした機関で扱われている微生物、病原菌などの盗難、紛失、感染事故などが起きないよう、管理を徹底することが強調されている。

さらに、国家農業局は、各動物病院・実験室に対し今月25日までに「生物安全管理委員会」を設立するよう求め、この委員会が毎月1回安全検査を行い、管轄する動物衛生監督署に結果を報告しなければならないと定めた。また、市内のすべての動物病院・実験室に警告ステッカーの掲示を義務付け、市民の安全意識を高めると同時に、もし違反行為を見つけたならすぐに通報するようにとも呼びかけている。（翻訳・編集/BA）