パリ五輪エンブレムに盗用疑惑、「招致活動に水差す」と懸念広がる―仏メディア

Record China    2016年2月15日(月) 21時40分

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13日、24年夏季五輪の開催を目指すパリの招致委員会がこのほど発表したエンブレムに盗用疑惑が浮上した。

2016年2月13日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、24年夏季五輪の開催を目指すパリの招致委員会がこのほど発表したエンブレムに盗用疑惑が浮上した。

エンブレムは9日発表された。街のシンボルであるエッフェル塔を模したデザインで、24年と前回のパリ五輪(1924年)に共通する「24」の数字にも見えるようになっている。パリのデザイン事務所「ドラゴン・ルージュ」が制作した。

これに対し、ネット上で「英ロンドンのコンサルティング会社『4グローバル』の社章に似ている」「社章を画像ソフトで反転させただけではないか」などの指摘が出た。

ドラゴン側は「われわれは『4グローバル』と接触したことはない。盗用など考えたこともない」と表明。4グローバル側は「ドラゴンと仕事をしたことはない」としている。現地メディアは「20年東京五輪のロゴはベルギーの劇場のロゴのコピーだったとして使用中止になった」と報道。「招致活動に水を差すのでは」と懸念が広がっている。(翻訳・編集/大宮)

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