Record China 2007年11月15日(木) 21時5分
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14日、中国国家環境保護局の周生賢局長は「全国河流汚染防止対策会議」で、「中国の水質汚染は深刻な問題であり、目標を持って対策を行わなければならない」と語った。写真は福建省泉州市の汚水処理所。
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2007年11月14日、国家環境保護総局によると、河南省鄭州市で全国河流汚染防止対策会議が召集された。周生賢(ジョウ・ションシエン)局長が明らかにしたところによると、2010年末には都市部の汚水処理率は70%に達するという。
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周局長によると、「共産党や国務院は水質汚染防止を重視しており、「持続可能な発展」戦略を行う上で重大な任務だと考えている。特に近年、各地方各機関で水質汚染防止については大規模かつ有効な措置がとられ、水質汚染防止対策は大きく進展した。しかし、こうした対策を実施する中で明らかになったのは、中国の水が安全面でいまだ問題を抱えており、その対策も遅れている。さらに生態系、人体への被害が出ており、社会にも影響を与えている」という。
周局長はさらに長期的な目標として、自然環境や生態系を守り、全河川の水質を安全に保つことであるとした。
また、短期的な目標として、2008年末までには主要な飲用水の水源については安全基準値を100%達成させること。2010年末までに省境を通る河川の水質を改善し予定している目標を達成すること。都市部の汚水処理率を70%達成し、主な水質汚染物質である「COD」(水質汚濁の指標のひとつ)の総排出量を2005年度と比べて10%以上削減すること。さらに、水環境の監督および汚染の予測、応急処置能力の増強を明らかにした。(翻訳・編集/小坂)
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