月面探査機「嫦娥1号」、45分間の音信不通…失踪か?―中国

Record China    2007年11月13日(火) 11時27分

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12日、10月24日に打ち上げに成功した中国の月面探査機「嫦娥1号」が45分の間、地上との連絡を絶っていたことがわかった。

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2007年11月12日、中国中央テレビの報道によると、10月24日に打ち上げに成功した中国の月面探査機「嫦娥1号」が45分の間、地上との連絡を絶っていたことがわかった。これは月の運動軌跡の影響と見られるが、ここまでの長時間にわたって通信が途絶えたのは初めて。関係要員は今後、衛星の運行状況を注意深く見守る模様。

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今回打ち上げに成功した嫦娥1号による月の軌道周回は、中国の国家的プロジェクトで「嫦娥計画」と名づけられた月探査計画の一環である。2003年3月1日以来、正式に開始された同プロジェクトは、現在は探査計画の段階にある。軌道周回、月面着陸、サンプルリターンをすべて無人で、20年かけて行う予定。

なお「嫦娥(チャンアー) 」とは、中国の伝説で、月に住む仙女のことである。(翻訳・編集/愛玉)

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