韓国・済州島が大雪で孤立…「島の未来のため」再浮上した壮大な計画とは?=韓国ネット「雪がやんだら忘れられる話」「お金は誰が出すの?」

Record China    2016年1月27日(水) 12時50分

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26日、記録的寒波による大雪と強風のため韓国・済州島の空港滑走路が閉鎖され、数万人が足止め状態となったのをきっかけに、こうした事態を回避するためのある壮大な計画が再浮上している。写真は済州島。

2016年1月26日、韓国・聯合ニュースによると、記録的寒波による大雪と強風のため韓国・済州島の空港滑走路が閉鎖され、数万人が足止め状態となったのをきっかけに、こうした事態を回避するためのある壮大な計画が再浮上している。

その計画とは、韓国本土と済州島を海底トンネルで結び、ソウル−済州間に高速鉄道(KTX)を運行するというもの。現在、KTX湖南線の終着である木浦を擁する全羅南道の李洛淵(イ・ナクヨン)知事が、今回の済州島の混乱を受け「KTX開通の必要性を再確認した」と声明を出した。知事によると、済州空港は悪天候で正常運航できない日が年間50日を超える。島内に第2空港を建設する計画もあるものの、空港の増設だけでは気象の変動に対処できないというのだ。「宝石のような観光資源である済州島の未来のためにも」KTX開通が必要だと訴えた。

木浦−済州間の海底トンネルは総延長167キロ(うち海底部分73キロ)、完工には16年を要し、総事業費は16兆8000億ウォン(約1兆6600億円)に上るという。10年に国土交通部が事業の妥当性を調査し、経済的に見合わないと結論を出している。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「済州島に大雪が降ることなんて、1年に何回もない。むしろ、滑走路に雪を溶かす熱線でも敷けばいいのでは?より安いし、実用的だと思う」

「雪がやんだら忘れられる話」

「総選挙が近いね」

「お金は誰が出すの?」

「それより、木浦−大邱、木浦−釜山をKTXでつなげてくれ。KTXの路線はみんなソウルと結んでばかり。ソウル市民だけが人じゃないよ」

「国のお金を使おうと、みんなが大騒ぎだ!大雪なんて、何年かに1回だけの話。しかも、食べ物や電気が切れたわけでもないのに」

「済州島で失踪する外国人のことを考えてよ。海底トンネルなんかつなげたら、また問題が増えるだけだ」

「橋を一つ造るような話とはわけが違う。お金がかかり過ぎる」

「それよりも、中国との間に海底トンネルを造った方がいい」

「造ってもいつか壊れる。ヘル朝鮮ではあり得る話だ」(翻訳・編集/吉金

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