「自動車とナイフだけじゃなかった!」=中国の庶民、ドイツの衣料品にも興味津々―独メディア

Record China    2016年1月29日(金) 2時10分

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26日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトによると、自動車や刃物、粉ミルクといったドイツの製品に加え、ドイツの衣料品も中国人消費者の人気を集めつつある。写真はドイツの女性。

2016年1月26日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトによると、自動車や刃物、粉ミルクといったドイツの製品に加え、ドイツの衣料品も中国人消費者の人気を集めつつある。

ドイツ貿易・投資振興機関は先ごろ発表した文章の中で、「品質を重視する中国の中産階級はドイツブランドの衣料品購入に意欲的だ」と指摘。「イタリアやフランスの高級ブランドが大部分の消費者にとって高嶺の花であるのに対し、価格が手ごろなドイツの製品は都市部の中産階級の需要を満足させられる」と説明し、仕上がりの丁寧さや素材の良さを人気の理由に挙げた。さらに、「彼らはコピー商品に興味がなく、デザインや品質がしっかりした正規品を買いたいと思っている」とも付け加えている。

中国税関当局のデータによると、2015年1〜10月の中国のドイツに対するニット製品の発注は前年同期に比べ約30%増加した。スポーツ用品を手掛ける独アディダスにとって中国は世界第2の市場だ。また、ある皮革製品業者は「20年前は原料の調達先だった中国が、今では販売の場となっている」と語り、靴下メーカーの責任者も「ドイツの消費者が1年間に購入する靴下の数は平均3足だが中国は7足。中国人の購買力の強さが示されるデータだ」と話している。(翻訳・編集/野谷

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