1000人の長テーブルで囲むミャオ族の新年―貴州省雷山県

Record China    2007年11月13日(火) 1時10分

拡大

11日、貴州省雷山県で、1000人の地元民と旅行客が200mに及ぶ長テーブルを囲む「長卓宴」が催された。この宴はミャオ族の新年を祝うもの。

(1 / 9 枚)

2007年11月11日、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県で、1000人の地元民と旅行客が200mに及ぶ長テーブルを囲む「長卓宴」が催された。ミャオ族は新暦とも旧暦とも異なる独自の暦を用いており、この宴はミャオ族の新年を祝うもの。もち米で作った餅や酒、つぶした牛や豚の料理が振舞われ、闘鶏や闘牛などのスポーツイベントも行われる。

その他の写真

ミャオ族は貴州省を中心に、湖南省、雲南省、四川省などに分布する少数民族である。中国でも最も古い少数民族とされ、その歴史や伝説の多くは歌で代々伝えられている。華やかな刺繍の施された衣装や、精巧な銀細工を施した女性の頭飾りは工芸的にも芸術的にも価値あるものとして知られている。

なお、「苗年」と呼ばれるこの新年のお祭り以外に、ミャオ族にはたくさんのお祭りがある。なかでも有名なのは、若い娘たちが結婚相手を探して美しい正装姿を見せる姉妹飯節。いずれのお祭りでも、ミャオ族の代表的な楽器である芦笙、銅鼓、木鼓などの鳴り物を鳴らし、踊り歌うにぎやかなものとなる。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携