博物館を無料開放、数万人が殺到、「閑古鳥が鳴いていたのに…」―湖北省武漢市

Record China    2007年11月12日(月) 16時7分

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6日、湖北省博物館が無料開放を開始した。来館者が少なかった同館だが、一転、大勢の来館客が押し寄せた。先進国でも英国が博物館の無料開放を実施しているが、日本の同種施設にも参考になる動きかも。写真は10日の様子。

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2007年11月6日から、湖北省博物館で恒久的な無料開放が実施された。来館者の少なさが目立っていた同館だったが、これまでとは一転、大勢の来館客が押し寄せた。

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無料開放に当たり、混雑を防ぐために入館者は1日あたり5000人に限定された。しかし、市民や観光客が押し寄せたため、2日目には1万人を入場させた。無料開放後、初めての週末となった10日には、それを超える数万人もの人が訪れ、博物館の前には入場を待つ人で長蛇の列ができた。

各地の新聞はこれを報道。無料開放を称賛する声も多いが、「以前も入場券は決して高くはなかったのに、無料になった途端に押し寄せる」といった報道(揚州晩報)や、参観者が並ばない、禁煙を守らない、トイレの設備を壊すなどの非文明的行為を批判する報道(武漢晩報)なども目立った。

「北京青年報」によると、湖北省博物館は7日午後、館内の点検修理のために近日一時的に閉館すると発表した。(翻訳・編集/藤野)

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