Record China 2016年1月19日(火) 11時30分
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18日、韓国の警察庁長官が、慰安婦像を守るためとして在韓日本大使館前で行われている集会について「『順法』の基準から外れている」との見解を示し、韓国のネットユーザーから批判の声が寄せられている。写真は日本大使館前の慰安婦像。
2016年1月18日、韓国の警察庁長官が、慰安婦像の撤去を防ぐためとして在韓日本大使館前で行われている集会について「無届け状態である点が、『順法』の基準から外れている」との見解を示した。
姜信明(カン・シンミョン)警察庁長官はこの日開かれた記者懇談会で、慰安婦像を守る集会を続ける大学生らの団体について、「集会開催の届け出をしていない状態で事実上の集会を行った点が、法から外れている」との見解を述べた。「法律上、大使館前での集会が認めてられているにもかかわらず、警察が恣意(しい)的に団体を調べようとしているのではないか」との質問に答えたもので、「届け出がされれば集会は禁止されない」との見方も示唆した。
また毎週水曜、日本大使館前で慰安婦問題の解決を訴える集会を開催している韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)に対し捜査を行うとした問題については、「届け出よりも集会の参加人数が増えた点が範囲を逸脱した」と判断されたものの、「人数増加に関して挺対協の予測は不可能だった」として、捜査に着手しない方針を明らかにした。
これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「どこの国の警察?」
「親日派の警察だ。大使館前は韓国の領土なのか、大使館の領土なのか…はっきりしろ」
「まるで日本統治時代の巡査のようだ。恥ずかしい」
「権力の犬」
「上から言われたのかな」
「韓国人としての魂をどこにやったのか…」
「親日派が大手を振っている世の中だ。国民や社会階層間の統合が進まないのは、こういう人たちに原因がある」
「民衆の支えになることを諦めたんだね。いっそ、大使館前を通行禁止にしたらどうだ?」
「集示法(集会・デモを制限または禁止する法律)自体に違憲の要素がある」
「ある時は知らんぷりをするくせに、弱者には原則ばかり強要する。笑いごとじゃない。あなたもいつか弱者になるんだから」(翻訳・編集/吉金)
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