＜上海万博＞上海万博へいよいよ始動、「テーマ館」の建設が総工費195億円でスタート―上海市

2007年11月10日午前、2010年に開催される上海万博（上海国際博覧会）のメイン会場のひとつである「テーマ館（主題館）」の建設が上海市の浦東エリアで始まった。

【その他の写真】

建築面積は地上8万平方メートル、地下4万平方メートルで、2年後の完成を目指す。上海万博グループ（上海世博集団）の戴柳（ダイ・リウ）理事長によると、総工費は13億元（約195億円）。

同理事長によると、万博期間中、「テーマ館」の1日あたりの入場者数は延べ10〜20万人を想定している。同館は万博終了後も残され、近くの中国館や万博センターなどともにイベント、展覧会場として活用していくという。

上海万博は先進国以外で初めて開催される総合的な国際博覧会で、現在までに176の国と国際組織の参加が決定している。開催期間は2010年5月1日から同年10月31日まで。半年間で延べ7000万人の来場が見込まれている。（翻訳・編集/藤野）