失踪の香港書店関係者が中国公安に自首?中国ネットからは不信の声=「最優秀脚本賞をあげないと」「イスラム国の人質映像を思い出した」

Record China    2016年1月18日(月) 11時30分

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17日、新華社は失踪した「銅鑼湾書店」の関係者の1人である桂敏海氏が過去の飲酒運転死亡事故について中国の公安に自首したと伝えた。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2016年1月17日、新華社は失踪した「銅鑼湾書店」の関係者の1人である桂敏海氏が過去の飲酒運転死亡事故について中国の公安に自首したと伝えた。

中国に批判的な本を販売していた香港の書店関係者5人が失踪していた事件で、そのうちの1人でスウェーデン国籍を持つ桂敏海氏は、11年前に飲酒運転で女子大生を死亡させた事件をめぐり、昨年10月に帰国して出頭したという。04年に執行猶予判決を受けたが、執行猶予期間中に不法に他人の身分証を利用して中国を出国していた。

中国中央テレビは本人の「自白映像」を公開したが、それによると、15年6月に父親が亡くなった際に最期をみとれなかったため自責の念が高まり、中国の公安当局に自首したという。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「これを映画にすればアカデミー賞確実だな」

「ハハハ!中央テレビに最優秀脚本賞をあげないとだな」

「紆余(うよ)曲折のあるストーリーだな。これにラブロマンスが加われば完璧だ」

「自首だって?なかなか面白いお芝居だね。きっと相当稽古をしたんだろう」

「これを見てイスラム国の人質映像を思い出したのはなぜだろう」

「俺をだますのはかまわないが、だます回数には気を付けろよ」

「本当に恐ろしい。いずれにしても中央テレビは信じていないが」

「それで残りの4人にはどんなストーリーがあるんですか?」(翻訳・編集/山中)

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