Record China 2007年11月10日(土) 10時53分
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2007年11月、北京市衛生局の禁煙キャンペーンから10か月が経過。でも、「そんなの関係ねぇ!あっ、そんなの関係ねぇ!」という調子で、禁煙を放棄する店が続出した。資料写真。
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2007年11月9日、北京市衛生局は今年の1月に全市4万件のレストラン・食堂に向けて禁煙キャンペーンを提唱したが、10か月経過した現在、キャンペーンを継続して実施しているレストランは数えるほど。特に中華系レストランで継続しているのはたった1店舗だけだという。「北京青年報」が伝えた。
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ある調査によると、全体のわずか29.7%の飲食店が禁煙措置をとっているに過ぎないという。特に中華系レストランのうち何らかの措置を講じている店は6.3%、店内禁煙を完全に実施しているのはたった1店舗だった。
この中華レストランも禁煙を実施してから実はまだ1か月足らず。従業員は来客があるたびにまず禁煙のルールを説明するという。さらに、各テーブルの上には「禁煙レストラン、都会のオアシス」と書いたプレートを置く念の入れよう。もちろん店内に灰皿は用意してないし、フロントでタバコの販売もしていない。
レストランの責任者は「以前はタバコの煙が朦々と立ちこめる中お食事を取って頂く事が当たり前でしたが、店内完全禁煙を実施して以来、もの珍しさも手伝ってか、また空気も幾分新鮮に感じられ、大部分のお客様には支持を頂いております」と模範回答。
しかし実際には、禁煙と知らされた後予約を取り消したり、怒って店を出て行くお客もあり、この1か月で5%から10%の損失が発生した勘定になるという。ただ、この責任者はこんな状況にもめげず「売上げの減少は関係ありません。長い目で見ればこの健康的なレストランはより多くのお客様に歓迎されるはずだ」とあくまで強気の構えだ。(翻訳・編集/HA)
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