長春に多数の「ニセ救急車」=お古の制服着用、不正に料金請求―中国

Record China    2016年1月16日(土) 8時0分

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14日、中国東北地方の吉林省長春市で、本物の救急車に酷似した「ニセ救急車」が数多く存在することが明らかになった。

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2016年1月14日、中国東北地方の吉林省長春市で、本物の救急車に酷似した「ニセ救急車」が数多く存在することが明らかになった。チャイナフォトプレスが伝えた。

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「ニセ救急車」は市内の大型病院の救急部門や入院病棟の前で見かけることができ、患者を自宅や他の病院まで送り届けるなどして「生計」を立てている。車両は本物の救急車とうり二つで、スタッフの服装も救急センターで以前に使用されていたものを着用するなど見分けがつきにくい。患者が負担する救急車出動費も、通常より高い値段をふっかけ、患者をマンションなどの上階に運ぶ際には別料金を請求するケースもある。車内には担架など簡単な医療機器しかなく、隊員も多い場合で3人程度だ。

同市救急センターは、「正規の救急隊員は通常、運転手を含めて5人体制だ。統一した制服を着用し、肩章や名札も付いている。車体にも『120』以外の文字は記されていない」などと話し、注意を促している。(翻訳・編集/柳川)

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