高さ492m の“世界一高いビル”、完成まであと１年半。「上海ワールドフィナンシャルセンター」

2006年7月10日、上海浦東（しゃんはい　プートン）で建設中の“世界一高いビル”「上海ワールドフィナンシャルセンター」は、すでに施工が全体のおよそ半分である49階まで進められていた。建設工事は、2007年中にはほぼ終了し、2008年の始め頃に晴れて竣工する計画となっている。この「上海ワールドフィナンシャルセンター」は、金茂大厦（ジンマオタワー）のすぐ隣に位置しており、日本の「森ビルディングコーポレーション」をはじめ、日本、アメリカなどの約40社の共同出資により建設される一大プロジェクトである。1997年から建設はスターしているが、途中、アジア金融危機の影響で一時、工事のストップを余儀なくされ、2003年2月に入って再び、建設を再開したという。完成後の「上海ワールドフィナンシャルセンター」は、高さ492m、地上101階、地下3階、建設総面積381600?という、まさに世界一のビルとなる。