2016年1月11日、北京大学社会調査研究センターなどが行った「2015年中国人の恋愛・結婚状況調査」の結果報告に、中国のネットユーザーが反応を示している。

中国紙・新京報によると、この調査は年齢、学歴、居住地の異なる人々を対象に実施され、有効回答は約8万件、調査地域は31省区市と香港・マカオ・台湾に及んだ。「初恋」の年齢については1970年以前に生まれた人が平均19．19歳だったのに対し、95年以降に生まれた人は12．67歳と判明。「初体験」の年齢は80年以前に生まれた人が平均22．17歳、95年以降に生まれた人は17．71歳と、初恋・初体験のいずれも低年齢化が顕著になっている。

このほか、「七年之痒（7年目の浮気）」という言葉で表される結婚生活への満足度の低下が「五年之痒」へと「加速」していることも分かった。夫婦ともに結婚後3〜5年で幸福感や満足度が最低となる結果が出ており、これらのデータについて中国のネットユーザーからは「若者の恋愛がここまで早くなっているとは」「最初の恋愛は28歳の時だった。足を引っ張ってしまって申し訳ない！」「こういうことまで平均値で示されるのってどうかと思う」「この結果を見て焦る子どもはいないだろうか？」「恋愛経験のない女性はきちんとした女性っていう考え方はもう廃れてしまった」などさまざまなコメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）