中国人になじみの薄い「スター・ウォーズ」、世界最大ヒット「アバター」超えに今後が正念場―中国

Record China    2016年1月12日(火) 11時30分

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11日、今月9日に封切られた人気SFシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」について、最初の週末の興行収入が3億元(約54億円)を突破。しかし、中国の観客は同シリーズへのなじみが薄いため、「アバター」超えに向けて今後は正念場を迎える。

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2016年1月11日、今月9日に封切られた人気SFシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」について、最初の週末の興行収入が3億元(約54億円)を突破。しかし、中国の観客は同シリーズへのなじみが薄いため、「アバター」超えに向けて今後は正念場を迎える。鳳凰網が伝えた。

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封切り初日となった9日、中国メディアが一斉に報じた興行収入は2億1500万元(約38億円)で、海外映画としては「ワイルド・スピード7」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に次ぐ歴代3位の初日記録となった。これに対し、このほどウォルト・ディズニー社が発表した数字は3300万ドル(約39億円)で、これは土曜日の興行記録としては史上最高の数字となる。

これまで世界最高興収を記録した映画は、09年公開の「アバター」で、約28億ドル(約3290億円)となっている。現在、世界2位の映画市場に成長した中国での興収が、「アバター」超えに直接つながるため、今後の数字の伸びが世界に注目されている。

しかし、中国の観客にとって「スター・ウォーズ」シリーズは決してなじみの深いものではない。1作目が公開された70年代後半は、文化大革命が終わった直後であり、一般の人々が海外作品を観るチャンスはなかった。現在、映画館に足を運んでいるのは、世界的な盛り上がりを見て興味を抱いた若者世代が中心。映画館でのインタビューには、「自分たちの世代は『スター・ウォーズって何?』と好奇心で見に行く人がほとんど。年上の世代が映画館まで来るかどうかは分からない」(26歳男性)、「最新作を見るには、これまでのものを全部見ないといけない。13時間以上も費やせるかどうか」(33歳女性)などといった声が寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda

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