2016年1月12日、韓国・ニューシスによると、韓国政府が東京電力福島第1原発の事故を理由に日本産水産物の輸入禁止をしていることに対し、日本政府が遺憾の意を表明した。

韓国外交部によると、日韓両政府は同日、東京都内で次官級経済協議を開催した。日本側は「原発事故後に韓国が続ける福島8県の水産物輸入禁止措置は不当だ」として、早期に解除するよう求めた。これに対し、韓国側は「日本側の要請により世界貿易機関（WTO）の紛争処理小委員会（パネル）が設置されただけに、関連手続きに従い、積極的に対応していく」との立場を明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「隣国なのだからもっと優しくしてほしい」

「もし日本の圧力に負けて放射能に汚染された水産物を輸入したら、それは韓国政府が国民の健康を守る義務を放棄したということ」

「多くの国が日本産水産物の輸入を規制しているのに、なぜ韓国だけを責める？」

「日本人でも避けるものを、なぜ他国に輸出しようとするの？厚かましいにも程がある」

「輸入しないとはっきり言えないものかな？いつまで屈辱外交を続けるつもり？」

「韓国はどれだけ甘く見られているんだ？」

「あと20年は規制を続けるべき。それから判断しても遅くない」

「無能な韓国政府は、日韓慰安婦対決と同様、今回の水産物対決にも負けるだろう」

「日本との協議は『馬の耳に念仏』。韓国が何を訴えても無駄」

「韓国政府がしっかり検査し、原産地を偽らないよう監視すれば問題ない」

「関係改善のために日本の言うことを何でも聞いてしまう韓国政府。韓国政府が国益優先の外交をしているのか疑問だ」（翻訳・編集/堂本）