世界最大の家電見本市、中国企業の模倣行動が韓国メーカーの影響力を希薄化―韓国メディア

Record China    2016年1月12日(火) 6時40分

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11日、韓国メディアはこのほど、米国で開催された世界最大級のIT・家電見本市「CES 2016」で、中国企業各社の「コピーキャット(模倣者)」行動により韓国メーカーの影響力が希薄化されたと報じた。写真はニューヨークのサムスンの広告。

2016年1月11日、中国メディア・鳳凰科技によると、韓国メディアはこのほど、米ラスベガスで開催された世界最大級のIT・家電見本市「CES 2016」で、韓国のサムスンLGは最新の家電製品を展示したが、中国企業各社の「コピーキャット(模倣者)」行動によりその影響力が希薄化されたと報じた。

中国企業はこれまでにも、大型の国際展示会で、サムスンやLGの製品と外観が酷似し、しかも「侵略的なまでに」低価格の製品を発表し、注目を集めてきた。今年のCESも例外ではない。こうした中国企業の「コピーキャット」行動により、韓国IT業界の巨頭は、重要な製品開発の長期計画を発表する際に受け身にならざるをえなくなっている。サムスン電子のユン・ブグン消費者家電部門社長は、韓国メディアと開いた会議で、製品開発計画の詳細に触れることを拒んだほどだ。

今年のCESで、世界のテレビ市場をリードするサムスンは世界最大の170インチのSUHDテレビを展示し、LGはHDR製品のプロモーションに力を入れた。

一方、中国の海信(ハイセンス)やハイアール、TCLは、展示ブースの面積こそサムスンやLGに及ばないものの、自らの技術を採用した最新のテレビを展示した。特に注目を集めたのが、海信製品の「攻撃的なまでの」価格だった。(翻訳・編集/柳川)

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