韓国政府が否定し続けたMERSウイルス変異、研究で初確認=韓国ネットの怒り再燃「終息してから言われても」「政府より犬の言葉を信じた方がまし」

Record China    2016年1月8日(金) 21時10分

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8日、昨年韓国で流行した中東呼吸器症候群のウイルスが韓国国内で変異していたことが初めて確認されたが、韓国のネットユーザーからは変異を否定し続けてきた政府への怒りの声が寄せられている。資料写真。

2016年1月8日、韓国・聯合ニュースなどによると、昨年韓国で流行した中東呼吸器症候群(MERS)のウイルスが、韓国国内で変異していたことが初めて確認された。韓国防疫当局はこれまで変異の可能性を否定していたが、研究によりこの主張が覆されたことになる。

韓国疾病管理本部は8日、昨年MERSと診断された韓国の患者8人の検体の遺伝子を分析した結果、ウイルスに変異が認められたことを明らかにした。MERSウイルスは、中東を中心にラクダの呼吸器細胞から人に感染するとされていたが、昨年5月に韓国で初の患者が確認されて以降、人から人へとみられる4次感染まで確認され、ウイルスの遺伝子変異がたびたび疑われていた。

今回の論文を公表した同本部の研究チームによると、変異した事実は確認できたものの、感染力などへの具体的な影響の把握にはなお調査が必要という。

この報道に、韓国のネットユーザーからは、結果的に国民を欺いていた防疫当局に対する批判の声が相次いでいる。

「変異もしてないし感染力も弱いと言って国民をだまし、国家を危機に陥れた文亨杓(ムン・ヒョンピョ。前保健福祉部長官)を拘束しろ」

「変異を理由にMERS問題を正当化することは許されない!変異の可能性を最初から排除して、感染の可能性が低いと言い続けた政府の無能こそ、事態を大きくしたんだ」

「韓国政府を信じるくらいなら、うちの犬の言うことを人間の言葉に翻訳して信じた方がましだ」

「僕は最初からそう思ってた。韓国でのMERSウイルスは感染力がとても強かったし、遺伝子検査でも一致しない物があると言われていたからね」

「どっちにしても、最初の患者をきちんと隔離できなかったのが問題。これこそ後進国のレベル」

「無能ばかりをさらす韓国政府。北朝鮮問題も慰安婦問題もちゃんと解決できないまま。だいたいMERSの時から怪しかった」

「すべてにおいて、政府がまずうそを言うのはなぜなんだろう?」

「終息宣言した後に、変異があったと言われてもねえ。また文句を言われたいのか?」

「やることなすこと、すべてこんな調子だ」

「変異がないと言ってた人たちは、みんなどこに行ったんだ?」(翻訳・編集/吉金

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