Record China 2016年1月6日(水) 16時30分
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5日、台湾は、慰安婦問題で日本政府に対し、元慰安婦への正式な謝罪、賠償、尊厳と名誉の回復、生活支援の4項目を求める方針を固めた。写真は台湾総統府。
2016年1月5日、仏RFI(中国語電子版)は、台湾が慰安婦問題で日本政府に対し、4項目を求める方針を固めたと報じた。
台湾の外交部は同日、慰安婦問題に関する作業グループの会合を開き、日本政府に対し、元慰安婦への正式な謝罪、賠償、尊厳と名誉の回復、生活支援の4項目を求めることを決めた。
会合に出席した婦女救援基金会の康淑華(カン・シュウホア)執行長は「最も大切なのは元慰安婦の尊厳と名誉の回復だ。そのため、日本に対しては、個人の名義ではなく政府としての正式な謝罪を求める。会合では賠償額についても話し合われたが、詳細は控えたい」と話した。
台湾外交部の林永楽(リン・ヨンラー)部長は、同部の令狐栄(リン・ホーロン)次長と対日窓口機関、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳(シェン・スーチュン)代表が4日、それぞれ台北と東京で、日本の対台湾窓口機関、交流協会関係者と会談したことを明らかにした上で、「5日の作業グループ会合での合意を受け、台湾側の要求を日本側に伝える。目標に向かい一歩ずつ前進している」と語った。
台湾総統府の陳以信(チェン・イーシン)報道官は5日夕、馬英九(マー・インジウ)総統が駐日代表処に対し、日本側と積極的に交渉するよう指示したことを明らかにした。(翻訳・編集/柳川)
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