2015年12月31日、韓国・聯合ニュースによると、ソウルの日本大使館前の慰安婦少女像の移転問題で、日本メディアが日本政府は像の移転が新設される支援基金への10億円支出の条件だと伝えたことについて、韓国政府は「日韓は像の移転について何らかの合意に達したことはない」と否定した。環球時報（電子版）が伝えた。

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韓国外務省が公式フェイスブックで、日韓双方が慰安婦問題で「最終的かつ不可逆的に解決」したと指摘。すなわち日本が合意内容に反する行動をすべきでないことを明確に示したものだと説明した。その上で、外相会談で日韓双方が慰安婦問題で攻撃し合わないことで合意したとした。さらに、日韓は像の移転について何らかの合意に達したことはないとしている。

さらに、韓国が慰安婦に関する資料をユネスコ（国連教育科学文化機関）世界記憶遺産に登録申請する動きを取りやめるとの報道についても「事実ではない」と否定した。（翻訳・編集/大宮）