フィリピンがアジアインフラ投資銀行に正式加盟へ、南シナ海問題での対立で遅れた決断―独メディア

Record China    2015年12月31日(木) 21時20分

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30日、フィリピンがアジアインフラ投資銀行に参加する。南シナ海問題での中国との対立から加盟が遅れた。

2015年12月30日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトによると、フィリピンがアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する。創設国として最後の加盟調印となる。

フィリピンのアキノ大統領は30日、財務省に「アジアインフラ投資銀行協定」調印を指示した。南シナ海問題での対立から加盟が遅れ、AIIBの創設国57カ国中、最後の正式加盟国となる見通しだ。今後5年以内に1億9600万ドルの出資金を拠出することが義務づけられる。

フィリピンのセサール・プリシマ財務相はAIIBの創設国の一員として、インフラ建設に関する技術支援を期待しているとコメントした。また、関連工業分野の拡大、雇用や貿易の増大といった効果にも期待を示している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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