韓国の殺人容疑者、時効と勘違いし帰国して捕まる=韓国ネット「恐ろしい世の中だ」「時効制度自体をなくすべき」

Record China    2016年1月18日(月) 12時10分

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15日、韓国で20年前に起こった殺人・死体遺棄事件の容疑者として、41歳の男がこのほど韓国警察に逮捕された。中国に密航していた男は、時効の時期を勘違いして帰国したとみられている。資料写真。

2016年1月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で20年前に起こった殺人・死体遺棄事件の容疑者として、41歳の男がこのほど韓国警察に逮捕された。男は犯行後に中国に密航、国外在留期間が公訴時効期間から除外される事実を認識しておらず、すでに時効を過ぎたと勘違いして帰国したとみられている。

男は1996年12月8日、不倫相手の夫に対し離婚を迫った上で殺害、遺体に火を付け遺棄した疑いが持たれている。犯行後、男は不倫相手だった女と共に逃亡、翌年テレビ番組で行われた公開捜査も効果なく、犯人逮捕に至らぬまま、事件は15年後の11年12月7日に時効を迎えた。

しかし時効から4年たった昨年11月に、事件は予想もしない展開を迎えた。逃げていた2人が中国・上海の公安に密航を自首し、韓国に強制送還されたのだ。男は昨年12月30日に、女は今月6日に、仁川空港でそれぞれ緊急逮捕された。逮捕後、男は中国への密航時期によっては時効が過ぎていないとの事実に気付いたのか、「密航したのは14年」と供述し始めたというが、警察では2人が犯行後に国内に滞在していた痕跡がないとして、殺人罪の適用を確実視している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「時効制度はなくすべきだ。ただ警察の便宜のためにあるような決まりにすぎない。捜査が終わったとしても、処罰まで取りやめるのは明らかに間違っている」

「隠れて19年か。刑務所で19年過ごすようになることを望む」

「密航まで調べていたということは、明らかな計画殺人。無期懲役くらいが適当だ」

「女の方も、浮気してわざわざ苦労するとはね」

「2人が19年間も別れなかったことが驚きだ」

「14年に出国したと供述するように、弁護士が教えてあげたんじゃないか?」

「恐ろしい世の中だ。他人の奥さんと不倫して夫を殺して逃げるとは。さぞ幸せだったろうね」

「殺人や強姦(ごうかん)、子どもに対する犯罪は、時効自体をなくすべき」

「無知で良識もない2人だ」

「金持ちや権力者に対しても、こうやって捜査してほしい」(翻訳・編集/吉金

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