スープの冷めない距離に住む子ども、格差社会・米国の意外な真実―中国メディア

Record China    2016年1月4日(月) 11時0分

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1日、国土が広い米国だが、実は両親の家の近くに住んでいるケースがほとんどだという。写真は米国の家庭。

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2016年1月1日、好奇心日報はこのほど、両親の家との距離は中国人よりも米国人の方が近いと報じた。

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中国人ならば中秋節と旧正月、米国人ならばクリスマス。祝日に両親の家に集まって一家団らんを祝うのは米中共通の習慣だ。経済成長に伴い親と子が離ればなれになることも珍しくない中国。祝日のたびに大変な大移動を余儀なくされる。

米国人の移動距離は中国人以上かと思いきや、実際は違うという。ニューヨーク・タイムズの調査によると、両親の家までの距離は18マイル(約29キロ)というのが一般的。まさにスープの冷めない距離だ。車で数時間以上の遠距離の比率は20%を下回る。

意外な調査結果だが、これには理由がある。過去数十年、米国人は移動しない傾向が強まっている。特に教育水準と収入が低い階層でその傾向は顕著だ。中国では逆に低所得者の出稼ぎ農民こそ大移動を余儀なくされる。米国の社会福祉は不十分なために家族が近くに住むことで助け合う傾向が強いという。(翻訳・編集/増田聡太郎

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