2015年12月22日、23歳下の中国人モデルと高らかに交際宣言し、世間の反感を買った俳優アーロン・クォック（郭富城）だが、今月公開された主演映画は数字が伸びず、交際宣言の影響をもろに受けていると見られている。聯合報が伝えた。

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アーロン・クォックは今月初め、27歳の中国人モデルとの交際を発表した。お相手の女性は、モデルと紹介されているが無名であり、どちらかと言えば「網紅」との流行語で呼ばれるネットアイドルのような人物。アーロン・クォックが恋人の存在を明らかにしたのは、デビュー以来これが初めてだっただけに、過去に7年間交際していた人気モデルのリン・ホン（熊黛林）に世間の同情が集まった。「父娘恋」と呼ばれる年の差交際に、香港芸能界の中からも批判的な声が聞かれる。

アーロン・クォックの最新主演映画「踏血尋梅」（Port of Call）が香港で3日から上映されている。しかし、これまでの興行収入はわずか360万香港ドル（約5600万円）と、数字は全く伸びず。本来は頼みの綱となる中国市場だが、同作品は表現上の問題で公開できない。このため、2500万香港ドル（約3億9000万円）の製作費を回収はするのは難しい状況となっている。

サスペンス映画「踏血尋梅」はもともと、若々しく見えるアーロン・クォックが白髪頭で完全なおじさん姿を見せることで、話題の作品だった。ニューヨーク・アジア映画祭で俳優賞を受賞し、台湾版アカデミー賞・金馬奨では9部門でノミネートされていた。（翻訳・編集/Mathilda）