Record China 2007年11月7日(水) 18時33分
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11月8日、中国国内で最大規模と目される一大書店、「北京出版発行物流センター」が北京市にオープンする。無料送迎車やオンラインショッピングなど、至れり尽くせりのサービスで人気を博しそうだ。
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2007年11月8日、中国国内で最大規模と目され、書籍販売業界の台風の目となりそうな「北京出版発行物流センター」が北京市通州区台湖にオープンする。
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品揃えはもちろんのこと、機能やサービスも万全に備えた同センターは、8万平方メートルの書店「北京国際図書城」と12.5万平方メートルの物流配送センター、4.5万平方メートルの付設サービスセンターから構成される。
無料送迎車で客を迎えるサービスのほか、古書の販売や特価キャンペーン、「北発図書網」でのオンライン購読やオンライン・ショッピングも可能にするなど、至れり尽くせりのサービスで人気を博しそうだ。
近年、とくにWTO加盟後に変化の波にさらされている中国出版業界だが、従来の国営企業に加えて後進の民営企業、そして怒涛のように流入する外資企業との三つ巴の競争構造が形成されつつある。いまや業界全体の年間売り上げは700億元(9100億円)、雑誌の売り上げが年間30億冊という大市場であるが、とくに目覚しいのは外資系の進出だ。
2003年5月中国政府は外資に対して、書籍、新聞、雑誌の小売権を開放して以来、2004年には書籍、新聞、雑誌の取次ぎ市場も全面的に外資に開放され、2006年に中国は、図書の販売権を完全に開放した。日本からは主婦の友社(「Ray」)、講談社(「With」)、小学館(「Oggi」)などが進出し、女性ファッション誌を中心に展開している。 (翻訳・編集/愛玉)
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