遅れる韓国の海洋深層水産業、日本・台湾は300倍規模=韓国ネットユーザーの反応は?

Record China    2015年12月17日(木) 10時20分

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15日、韓国経済新聞によると、韓国の海洋深層水事業が、日本や台湾などの周辺国が大きく市場規模を育てたのとは対照的に、停滞状態から抜け出せずにいる。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は海。

2015年12月15日、韓国経済新聞によると、韓国の海洋深層水事業が4年目を迎えたが、日本や台湾などの周辺国が大きく市場規模を育てたのとは対照的に、停滞状態から抜け出せずにいる。

韓国海洋水産部によると、今年の韓国内の「海洋深層水」の売上高は、2011年と同水準の120億ウォン(約12億円)にとどまると予想された。一方、日本はすでに海洋深層水に関連する市場規模だけで3兆ウォン(約3100億円)に達している。日本政府は1986年に「アクアマリン計画」を実施し、現在では豆腐、ビール、みそ、化粧品、健康食品、温泉など1000種類以上の海洋深層水関連製品を生産している。

台湾も2005年から海洋深層水関連製品の開発に乗り出しており、食品、酒類、化粧品など250余りの製品を発売し、年間7000億ウォン(約720億円)規模の市場を創出した。日本と台湾を合わせると、韓国の300倍以上に達する市場を育てたことになる。韓国海洋科学技術院のキム・ヒョンジュ海水プラント研究センター長は、「海洋深層水産業は新規産業のため、企業が製品を生産し再投資する好循環構造に至るまでは、政府が呼び水を注ぐ役割を担わねばならない」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「海洋深層水がなぜ良いのだ?他人がやっているから良いと思ってるだけではないのか?」

「汚染された水が海に流れ込んでいる状況を見ているのに、その水を直接飲んだり体に塗ったりしたいと思うかな?」

「不法投棄された重金属のようなものの混入は大丈夫なのか?」

「(韓国と)同じ植民地だった台湾は、日本との継続的な関係を維持し、多くの産業でも協力体制にあるようだな。その一方、日本は韓国との協力を避けている」

「政府は関心があったけど、企業が事業化しなかっただけだ」

「事業活性化に税金を投入するのはやめてくれ。お金がもったいない。企業を育てて何になる。結局労農者を奴隷のようにこき使って、搾取するだけだ」

「そもそも、韓国に基準を満たす海洋深層水があるのか?」(翻訳・編集/三田)

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