2015年12月14日、ロイター通信は米海軍が南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ以内に艦船を派遣する「航行の自由作戦」について、年内は見送る見通しであると述べたと報じた。

複数の米海軍当局者は14日、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ以内に艦船を定期的に派遣する「航行の自由作戦」について、年内は見送る見通しであるとの見方を示した。オバマ政権は現在、過激派組織「イスラム国」との戦いに注力していることから、中国との緊張を高める危険のある南シナ海での作戦の今月の実施について承認しなかった。次の作戦実施は来年1月になる見通しだという。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「米海軍はパトロールを何度もするが、それ以外は何もしていない。そして中国は人工島の造成をどんどん進めていく」

「何のパトロールをするんだ？魚か？」

「南シナ海と名付けられているのにはそういう理由があるんだな」

「今年は残りわずかだよ」

「オバマ大統領は張子の虎ではない。ただの紙きれだ」

「今以上にもっと実施すべきだ」

「なぜ米国の人工島を作らないんだ？」（翻訳・編集/蘆田）