日本にとって中国は「部屋の中のゾウ」、唯一にして最大の脅威―印メディア

Record China    2015年12月15日(火) 9時50分

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14日、インドメディアは、日本にとって中国は「部屋の中のゾウ」で、唯一にして最大の脅威だと指摘している。日印の共同声明では名指しこそしなかったものの中国けん制の文言が盛り込まれた。

2015年12月14日、環球時報によると、インドメディアは日本にとって中国は「部屋の中のゾウ」で、唯一にして最大の脅威だと指摘している。

安倍晋三首相は11日から13日にかけてインドを訪問した。12日の日印首脳会談後に共同声明「日印ヴィジョン2025 特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を発表している。ムンバイ・アーメダバード路線での新幹線導入に関する協力覚書をはじめ多くの合意がなされたが、安全保障分野で目を引くのが南シナ海に関するものだ。

「インド太平洋の継続した平和と繁栄を支える地域のエネルギー安全保障および貿易・商業のための南シナ海における海上交通路の決定的な重要性を考慮し、南シナ海における変化に留意し、全ての国に対し,地域の緊張につながる一方的な行動を回避するよう呼び掛けた」(外務省公式サイトより)

日本もインドも当事国ではないにもかかわらず南シナ海問題に言及したのは、周辺国を巻き込み中国を制約しようとする安倍首相の考えとみられる。インドメディアABPは、日本にとって中国は「部屋の中のゾウ」であり、唯一にして最大の脅威として警戒を強めていると分析した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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