Record China 2015年12月14日(月) 13時0分
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14日、日本とインドの首脳が共同声明で南シナ海問題に初めて言及したことについて、海洋安全保障に詳しい中国の専門家は「いかなる実質的な意味もない」と指摘した。資料写真。
2015年12月14日、環球時報によると、日本とインドの首脳が共同声明で南シナ海問題に初めて言及したことについて、海洋安全保障に詳しい中国の専門家は「いかなる実質的な意味もない」と指摘した。
インドメディアによると、インドのモディ首相は12日、同国を訪問した安倍晋三首相と会談し、「南シナ海の交通路は、地域のエネルギー安全保障、およびインド・太平洋地域の持続的な平和と繁栄に重要だ」とした上で、「両国首脳は全ての国に対し、地域情勢に緊張をもたらす単独主義的な行動をやめるよう促す」と述べた。
報道によると、日本とインドは昨年、共同声明を2度発表したが、いずれも南シナ海問題には言及していない。
中国の「海南海洋安全・合作研究院」の許森(シュー・セン)高級研究員は、環球時報の取材に対し、「南シナ海問題の当事国ではない日本とインドが発表するいかなる声明も、実質的な意味を持たない」と指摘。「中国はこれまで(モディ首相が指摘した)単独主義的な行動で地域情勢に緊張をもたらしたことはない」と強調した。(翻訳・編集/柳川)
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