2015年12月11日、韓国・聯合ニュースは、15日に東京で開催される第11回日韓局長級協議が、慰安婦問題の年内解決可否を判断する重大な分岐点になると伝えた。

15日に開催される局長級協議が今年最後の日韓の接触になるという見通しが出ており、今回の協議で突破口が見いだせない場合、年内解決は事実上不可能となる可能性が高い。韓国政府は協議を加速させ年内に妥結にこぎつけたい考えだが、日韓双方で意見の相違がまだ解消されておらず、難しいとする見方が出ている。日韓双方は、先月11日にソウルで開かれた第10回協議でも明確な立場の違いを再度確認するにとどまっている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「交渉の時に、日本が靖国神社爆発の件を持ち出してきそうだ」

「協議は必要ない。無条件に日本の謝罪と賠償があるだけだ」

「韓国政府は慰安婦への謝罪なしに日韓首脳会談はないと言っていたにもかかわらず、首脳会談はするし、慰安婦問題は年内解決が目標なんて言っているし…」

「日本は、慰安婦問題がすでに解決済みだと言いのなら、なぜ協議に応じる？」

「私は韓国人だが、慰安婦問題はもううんざりだし迷惑だ。日本といえばその話しかないのか？韓国が情けなくさえ見えてきた。もうちょっと発展的な会話をしてくれ」

「被害者の証言以外に、日本軍が慰安婦を強制連行したという決定的な『証拠』がないのも事実だし、話がまとまらない原因でもある」

「無条件に韓国側の要求を押し付けるのではなく、日本側の意見も聞いてから要求を突きつけよう」（翻訳・編集/三田）