2015年12月14日、韓国・聯合ニュースは、韓国の民間研究機関が発表した「世界平和指数」で、韓国が51位を記録したと伝えた。

韓国の民間研究機関「世界平和フォーラム」はこのほど、世界143カ国を対象に、昨年の政治や軍事、外交、社会、経済などを評価した「世界平和ランキング」を発表した。それによると、韓国は100点満点中72．9点を獲得し、2013年よりも4つ順位を落として51位となった。1位には3年連続でドイツ（89．6点）が選ばれた。また、2位以下にはアイスランド、カナダ、スウェーデン、スイスが続いた。日本は19位、中国は103位、北朝鮮は114位を記録した。

韓国の順位が下がったことについて、研究機関関係者は「昨年4月に起きたセウォル号事件が大きな影響を及ぼした。事件により国民の不安が高まったことが直接的な原因」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「朴大統領がこの国のためにしたことって一体何だろう？」

「韓国政府のセウォル号事件への対応はひどかった。本当に驚いたし、失望した」

「セウォル号のせいではない。セウォル号に乗っていた国民を1人も救えなかった無能な政府のせい」

「北朝鮮が114位なら、韓国は113位くらいでは？朴大統領の就任後、韓国は本当に地獄のようになってしまった」

「『国民が感じる不安指数』を調査したら、10位以内には入るだろう」

「韓国がだんだん北朝鮮化しているようで怖い」

「北の金正恩（キム・ジョンウン）と南の朴大統領のせいで、朝鮮半島から平和が消えていく…」

「セウォル号と世界平和に何の関係があるの？順位が下がったのは北朝鮮の核のせいでしょ？」（翻訳・編集/堂本）