2015年12月9日、中国新聞網は米国が今年の中国との軍事的関係の進展を評価したと報じた。

記事によると、米国防総省のアブラハム・デンマーク副次官補（東アジア担当）は8日、ワシントンの大手研究機関、ヘリテージ財団で講演し、「米国は、繁栄し平和で安定した国際問題で責任ある役割を発揮する中国の台頭を歓迎する」と強調。その上で、米中国防当局が今年9月、空中での両国軍用機の偶発的な衝突を避けるための行動規範と、国防当局間のホットラインを通じて「軍事危機」発生時に相互通報する制度の二つの相互信頼メカニズムで合意するなど、軍事的関係が進展したことを評価した。

同氏はまた、カーター米国防長官が来年、中国側の招きで訪中する予定だと明らかにした。（翻訳・編集/柳川）