米GM、中国製SUV車を2016年から米国市場で販売へ=米労組が「GMを支える人にビンタを食らわすに等しい」と反発―SP華字メディア

Record China    2015年12月8日(火) 8時55分

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7日、シンガポール華字メディア・聯合早報網によると、米ゼネラル・モーターズ(GM)が中国製の車種を米国市場で販売すると発表したことに、関連団体から反対の声が上がっている。イメージ写真。

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2015年12月7日、シンガポール華字メディア・聯合早報網によると、米ゼネラル・モーターズ(GM)が中国製の車種を米国市場で販売すると発表したことに、関連団体から反対の声が上がっている。

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4日、GMは中国で製造し中国市場で販売したSUV車Buick Envision(ビュイック エンビジョン)を2016年から米国市場で販売すると発表。これに対し全米自動車労働組合(UAW)は、「GMは『現地生産現地販売』を守り通すべきであり、これを破って中国製造車を米国市場で販売することは、GMを支えている人びとにビンタを食らわすに等しい行為」とし、中国製自動車の販売を止めるよう求めた。

GMの決定について仏AFP通信は報道で、「原油価格の低下により、北米市場ではSUVなどの車種の需要が高まっている。こうした需要に対応するためGMは中国工場で製造した『ビュイック エンビジョン』を16年に3〜4万台ほど販売する計画。同車種は15年の1月以来、中国市場ですでに12万7000台を売り上げている」と伝えた。

一方、環球時報によると中国の専門家は、「中国の自動車製造業はすでに成熟しており、高品質で低コストの自動車を製造できる。中国製を米国で販売することに反対の声が上がっているのは、米国の自動車業界が中国に対する認識が依然として『低価格・低品質』から抜け出せていないからだ」と指摘している。(翻訳・編集/内山)

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