2015年12月4日、中国映画市場の年間興行収入がすでに400億元（約7695億円）を突破したことが明らかに。興行ランキングの上位10本のうち、国産映画が6本を占めている。新浪が伝えた。

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中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局（広電総局）が4日、発表した。今月3日現在、中国映画市場の興行収入は400億500万元（約7696億円）に達し、初の400億元超えを実現した。最終的な年間興行収入は420億元（約8080億円）前後になると予想されている。なお、昨年の年間興行収入は296億3900万元（約5700億円）だった。

数字を押し上げる大きな要因となったのは、国産映画でヒット作が続いたことだ。今年11カ月間のデータによると、国産映画が占めるシェアは59．2％だった。さらに、今年は地方都市で観客動員数が増えたほか、インターネット上でのチケット購入がより便利になったことも数字を伸ばす要因の1つとなった。

今月3日現在、興行ランキング1位は国産ファンタジー映画の「モンスター・ハント」（捉妖記）で、興行収入は24億3900万元（約469億円）に。2位は米映画「ワイルド・スピード7」、3位は国産映画で「ロスト・イン香港」だった。（翻訳・編集/Mathilda）