中韓FTA発効、朴大統領の「国会は職務怠慢」批判から1週間足らずで―中国メディア

Record China    2015年12月1日(火) 7時4分

拡大

30日、韓国国会は本会議で中国との2国間自由貿易協定(FTA)の批准同意案を可決した。

2015年11月30日、澎湃新聞網によると、韓国国会は同日の本会議で、中国との2国間自由貿易協定(FTA)の批准同意案を可決した。朴槿恵(パク・クネ)大統領が審議の滞りを「国会の職務怠慢だ」と批判してから、1週間足らずでのスピード可決となった。

朴大統領は24日の国務会議で、国会の審議停滞を厳しく批判。中韓FAの発効が1日遅れるごとに40億ウォン(約4億4000万円)の輸出の機会が失われるとして、早期可決を求めた。さらに29日、仏パリからの帰国時の空港でも「与党関係者は中韓FTA発効に向けた手続きを急いでほしい」と改めて要求するなど、厳しい姿勢を崩していなかった。

韓国は中韓FTAの年内発効を目標としているが、国会での批准同意案の可決期限は日程的に「26日が最後の期限」とされていた。その後、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の葬儀などを経て与野党対立が激化。ぎりぎり30日が「最後の期限」とされ、国会審議が急がれていた。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携