Record China 2015年11月24日(火) 22時20分
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20日、中国3大航空会社がアジア航空市場のトップ3を独占した。旅行需要の急増が成長の追い風になっているほか、政府・国有企業需要が収益を下支えしている。写真は中国航空機。
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2015年11月20日、中国3大航空会社がアジア航空市場のトップ3を独占した。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国南方航空、中国東方航空、中国国際航空の3大航空会社は「有償旅客キロ」(RPK、有償旅客数と飛行距離を掛け合わせて算出)でアジアトップ3を占めている。中国経済の成長に伴い旅行需要が急増したためだ。
民間需要が伸びる一方で、収益は政府や国有企業に支えられている部分が大きい。東方航空には20億元(約384億円)、南方航空と中国国際航空には10億元(約192億円)程度の補助金が支給されているほか、政府・国有企業関係者によるビジネスクラス、ファーストクラス利用の多さが収益率を高めている。北京に本拠を置く中国国際航空の場合、ビジネスクラス・ファーストクラスの収入は全収入の16〜17%を占めている。
高成長を続ける3大航空会社だが、足元では格安航空会社(LCC)の追い上げが激しい。その成長率は3大企業を大きく上回っている。ただし3大企業も今後LCC事業を強化するとみられ、新たな収益源として活用することが期待される。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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