Record China 2007年10月29日(月) 17時24分
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2007年10月、北京市で開催された第2回中国エネルギー戦略国際フォーラムの席上、中国石油大学の膨雄奇副校長は2015年の中国の石油生産ピーク以降に予測される種々の問題点を指摘。写真は米テキサス州の天然ガス田。
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2007年10月27日・28日、北京市で第2回中国エネルギー戦略国際フォーラムが開催された。
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席上、中国石油大学の膨雄奇(パン・ションチー)副校長は、現在学会の主流意見では中国は2015年にも石油生産のピークを迎え、産出量は年1億9000万トンに達する見込みだという。天然ガス生産のピークは2035年で産出量は1200億立方メートルに達する見通しだ。
膨副校長によると、石油生産がピークを迎えた後減少する中、中国は以下3点の問題に直面する可能性を指摘した。
まず第1に石油資源の不足が深刻化するということ。第2に石油の輸入量を増やす必要が生じ、国際収支が悪化すること。第3に石油の不足は石炭消費の増加をもたらし、空気・環境汚染に大きな負担となることだという。(翻訳・編集/KT)
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