2015年11月21日、澎湃新聞は記事「李克強首相が発表、不明のマレーシア航空機捜索に中国は2000万オーストラリアドルを提供」を掲載した。

昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便は、1年半以上が過ぎた今も発見されていない。同機は北京行きということもあり、152人もの中国人が乗っていた。乗客家族からは一刻も早い発見が要請されている。

東南アジア諸国連合（ASEAN）首脳会議のためクアラルンプールを訪問した中国の李克強（リー・カーチアン）首相は21日、オーストラリアのターンブル首相と会談し、マレーシアやオーストラリアなど捜索活動に従事している国に計2000万オーストラリアドル（約17億8000万円）を提供することを発表した。（翻訳・編集/増田聡太郎）