2015年11月18日、韓国警察当局はこのほど、シリア・レバノンで活動する国際テロ組織「ヌスラ戦線」に所属する不法滞在のインドネシア人の男（32歳）を逮捕した。参考消息網が伝えた。

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韓国・朝鮮日報によると、男は07年、偽造パスポートで韓国に入国。ここ数カ月は自らネットのSNS（交流サイト）上で「ヌスラ戦線を支持する」と表明していた。今年4月以降2度にわたって、SNSに動画をアップ。ヌスラ戦線のマークが付いた帽子をかぶり、ソウル市の中心部に立つ様子などが映されていた。また、仏パリで起きた同時多発テロについて、「シリア市民40万人には弔意を示さないのに、パリのためになぜ祈れるか」などと書き込んでいた。

警察当局は男の自宅で刃物やモデルガンなどを押収。イスラム原理主義に関する大量の書物、不法滞在中に使っていたとみられる他人名義の銀行カードなども見つかった。（翻訳・編集/大宮）