スーパーが従業員のトイレ制限、人権侵害や労働法違反との批判も―北京市

Record China    2007年10月26日(金) 22時8分

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26日、北京市のあるスーパーで従業員に勤務中のトイレを制限していることが分かった。従業員や報道を見た人からは、「労働法に違反」「人権侵害」といった声が挙がっている。(資料写真)

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2007年10月26日、北京市のあるスーパーで従業員に勤務中のトイレを制限していることが分かり、論議を呼んでいる。北京晩報が伝えた。

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このスーパーでは今年の10月以降、従業員が勤務中にトイレに行く際に各担当部門の課長から「イエローカード」を受け取り、トイレ前の監視員に見せなくてはならない決まりができた。しかもカードは各部門3枚ずつしかなく、トイレに行きたい時に行けるとは限らないという。

従業員の武(ウー)さんは、「この間なぜだかわからないが午前中はトイレに行くなと断られた。人権を侵害されている気分になる」と話す。スーパーの社員は、「トイレは休憩室の近くにあり、トイレに行くという名目でサボる従業員が多いため、従業員が持ち場を離れている時間を把握するためにカード制を導入した」と話している。

スーパーの従業員や報道を見た人からは、「労働法に違反している」「人権侵害に当たる」といった声が挙がっている。(翻訳・編集/藤野)

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