1―9月のGDP、16兆元を突破！世界第3の経済大国に―中国国家統計局

2007年10月26日、上海の「東方早報」は国家統計局が前日25日に発表した今年1月から9月までの国内総生産（GDP）について紹介した。

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この9か月間の中国全体のGDPは16兆6000億元を突破、前年比11．5%の伸びを示した。

昨年の中国のGDPは21兆900億元。世界銀行による今年の中国の経済成長率最新予想11．3%で計算すると、2007年のGDPは23兆500億元になる見込み。この数字は現在の為替レートで換算すると3兆1400万ドルにあたる。

昨年のドイツのGDPは2兆9000万ドルで、今年の同国の経済成長率はおよそ2．5%とされていることから、07年の同国GDPはユーロ高を加味して3兆1000万ドル以上になると国家統計局は予想している。

ドイツを抜いて世界第3位の経済大国になるかどうかは、あと2か月間で人民元がユーロに対しどれだけ値を上げるかにかかっているという。（翻訳・編集/本郷智子）