Record China 2015年11月10日(火) 16時59分
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10日、中国国家衛生計画出産委員会の王培安副主任は一人っ子政策廃止の理由について、「2人目の子どもを望む夫婦が多いためだ」と説明した。資料写真。
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2015年11月10日、中国共産党が先月29日に閉幕した第18期中央委員会第5回総会で一人っ子政策の廃止を決定したことを受け、世論の関心が高まっている。中国国家衛生計画出産委員会の王培安(ワン・ペイアン)副主任は10日の記者会見で、廃止の理由について「2人目の子どもを望む夫婦が多いためだ」と説明した。中国メディア・新浪の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントが伝えた。
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王氏によると、20〜44歳の既婚者を対象とした調査で、希望する子どもの人数の平均値は1.93人だった。また、回答者の8割が「一男一女が理想」と答えた。
王氏はまた、新政策により2050年までに15〜59歳の労働人口が約3000万人増加するとの見通しも示した。
この報道に、中国のネットユーザーは「一番の狙いは最後の一言(労働力の増加)であることは見え見え」「産むなと言ったり、産めと言ったり、俺たちは役畜(えきちく)ではない」「みんな給料が上がってほしいと思っている。こちらの新政策はまだか」「おかしいな、周りは1人も子どもをいらないという人ばかりだが」「労働力が3000万人増えるのはいいが、それだけの受け皿を用意できるのか」などの声を寄せている。(翻訳・編集/柳川)
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